保育士として転職を考えたとき、採用担当者に自分の経験やスキルを的確に伝えることが重要です。
そのために欠かせないのが職務経歴書。
本記事では、保育士向けの職務経歴書の基本構成やポイント、魅力的に書くコツを解説します！

職務経歴書は、一般的に以下のような構成で作成します。

① 職務要約（キャリアサマリー）
最初に、自分の保育士としての経験を簡潔にまとめます。
【例】

保育士経験8年。0歳児から5歳児までの担任経験があり、特に乳児保育に強みを持つ。保護者対応や新人育成の経験もあり、チームワークを大切にしながら保育を行ってきた。現在はより家庭的な保育ができる環境を求めて転職を希望。

短くても、自分の強みや経験を明確に伝えることが大切です。
② 職務経歴（時系列 or 逆時系列）
次に、具体的な勤務先や担当業務を記載します。

【記載例】
○○保育園（2018年4月～現在）（認可保育園・定員90名）
職種：保育士（主任）
業務内容：

0歳児クラス担任（3年間）、5歳児クラス担任（2年間）

保護者対応（個人面談、育児相談など）

園行事の企画・運営（運動会、発表会など）

後輩保育士の指導・育成

△△こども園（2015年4月～2018年3月）（認定こども園・定員120名）
職種：保育士
業務内容：

3歳児クラス担任

食育活動の企画・実施

療育支援が必要な子どもへの対応

時系列（古い順）または逆時系列（新しい順）で書きますが、転職活動では逆時系列の方が最近の経験を重視されるためおすすめです。

③ 保有資格・スキル
資格やスキルをアピールしましょう。

【例】

保育士資格（2015年取得）

幼稚園教諭二種免許（2015年取得）

普通救命講習修了（2022年）

ベビーマッサージ資格（2023年取得）

特に、保育士資格以外のスキルや資格がある場合は強みになります。

④ 自己PR（アピールポイント）
最後に、自分の強みや意欲を伝えます。

【例】
「子どもの個性を尊重した保育を大切にし、一人ひとりに寄り添ったサポートを心がけています。特に乳児保育の経験が長く、安全で安心できる環境づくりに力を入れてきました。これまでの経験を活かし、新しい環境でも子どもたちの成長をサポートしたいと考えています。」

具体的なエピソードを交えると説得力が増します！

✅ 簡潔かつ分かりやすく
長すぎる文章は避け、要点を絞って記載しましょう。

✅ 実績や成果を具体的に
「○○を担当しました」ではなく、「○○を担当し、△△の改善に貢献しました」といったように、自分の貢献度を伝えることが大切です。

✅ 志望先に合わせたアピール
応募する園の特徴（モンテッソーリ、自然保育、小規模保育など）に合わせて、活かせる経験を強調すると◎

職務経歴書は、採用担当者に「この人と一緒に働きたい！」と思ってもらうための大切な書類です。
ポイントを押さえながら、自分の魅力を最大限に伝えましょう！

＜ 職務経歴書のポイント＞
✅ 職務要約で自分の経験を簡潔にまとめる
✅ 具体的な業務内容や成果を記載する
✅ 資格やスキルを明確に伝える
✅ 志望先に合わせたアピールをする

転職成功に向けて、しっかり準備を進めましょう！✨